あまり洋服を買わない筆者ですが、今季は、トレンドも少し取り入れた洋服を揃えようかなって考え始めてます。
おしゃれ女子と会う機会が増えたので、少しくらいトレンドを押さえておきたいな〜と思いまして。
でも、移り変わりの早いトレンドは、できれば安く買いたいというのが本音。どうせ今しか着ないんですもん。
トレンドをしっかり押さえたデザインな上、お値段もきっちり押さえた設定になっている、おしゃれ女子の強い味方GU(ジーユー)は、オフィスカジュアルも提案しているので、大人にもありがたいですよね。
トレンドに疎い筆者でもブランドの魅力は知っていますが、そもそもGUってどんな会社なのか?というのは知っていそうで知りません。
そこで今回はGUの安さの理由や名前の意味、ユニクロとの違いなどを調べてみたいと思います。
GUの安い理由は徹底したコスト削減
GU(ジーユー)って、とても安いですよね!!
トレンドの服が1,000円前後なのが嬉しいです。
では、GUが安い理由は何でしょうか?
安い理由について「がっちりマンデー!!」(TBS)で紹介されていました。
GUは徹底したコスト削減によって安い値段で商品を提供できるそうです。
GU安さの理由①トレンドアイテムを短期間で売り切る
具体的な方法の1つ目はトレンドアイテムを短期間で売りきることです。
在庫を抱えないので、コスト削減につながっているそうです。
- UNIQLO→高品質な商品をたくさん在庫を抱えている→コストがかかっている
- GU→トレンドアイテムを短期間で売り切る→コスト節約
GU安さの理由②ハンガーにかけて売る
2つ目は、商品をハンガーにかけて作業効率をアップすることです。
服を綺麗に畳んで棚に並べる手間を省くことができるそうです。
思い返してみると、GUってハンガーにかかった商品が多いですね。
てっきりお客さんが見やすいためだと思っていましたが、作業効率アップのためだったんですね。
逆に、UNIQLOは平置きの洋服も多く、その分、スタッフが服を畳む手間が増えます。
GU安さの理由③セルフレジで作業効率アップ
3つ目は、セルフレジの導入で作業効率アップすることです。
GUの国内店舗の約半分の店舗にセルフレジが導入されており、お客さんが自分で清算できます。
セルフレジの導入は、GUのスタッフの作業効率アップにつながるだけでなく、支払いにかかる時間が3分の1になってお客さんにも喜ばれているようです。
GUでセルフレジを使って支払いをしたことがありますが、ボックスの中にポ〜ンとアイテムを入れるだけで自動計算されて、さくっと支払いができちゃうからとても便利でした。
まとめると…GUは、トレンドアイテムを短期間で売りることと、作業効率をアップする仕組みによって、流行のアイテムをたくさん安く売ることができるのです。
GUの名前の意味はブランドメッセージが由来
GU(ジーユー)という言葉を既に聞き慣れているため、あまり疑問に感じていませんでしたが、改めて考えると変わった名前ですよね。
何かの略なのでしょうか?
GUというのは、ブランドメッセージである「ファッションを、もっと自由に。」が由来みたいです。
自由→じゆう→じーゆー→GUということですね。
株式会社ジーユーのホームページに、しっかりとメッセージが書かれていました(下記写真)。
GUとユニクロの違い
GUとユニクロは何か関係があるらしい…ということは知っていますが、改めてどういう関係性になっているのか調べてみました。
GUとユニクロの評判の違い
GUとユニクロはどんな評判があるのでしょうか?
働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」のアンケートによると、GUとユニクロのどちらが好きですか?の 問いに、70%近くが「ユニクロが好き」と回答したそうです(2016年11月Webアンケート/有効回答数130件/22~34歳の働く女性)。
- 「GU」……31.5%
- 「ユニクロ」……68.5%
GUが好きな理由は、
- トレンドを押さえてるし、ベーシックなデザインと色の展開で、リーズナブルだから
- とにかく値段が安いし、はやりのものや色形のレパートリーが多いこと
- はやり、若者向けのデザインが多いから
という意見がありました。
トレンドを押さえたデザインが多いことと、色のバリエーションの豊富さ、そしてリーズナブルだということが支持されている理由のようです。
ユニクロを好きな理由は、
- ユニクロは値段の割に品質がすごくいいから
- ユニクロのほうが上質で、GUよりは高級感があるから
- オフィスカジュアルで使えるアイテムが豊富だから
- 種類が多い気がするし大人向けが多いから
- 種類が多いので、コーディネートがしやすい
という意見がありました。
GUに比べてユニクロの方が品質が良く、オフィスカジュアルでも使えるベーシックなデザインがあることが支持されている理由のようです。
(参照 https://woman.mynavi.jp/article/161210-35/)
では、本当にGUはトレンド重視でリーズナブルな商品があり、ユニクロは品質が良くてベーシックなデザインの商品が置いてあるのでしょうか?
GUとユニクロの商品の違いと値段の違い
GUとユニクロの評判の違いで、GUはトレンド重視でリーズナブルな商品があり、ユニクロは品質が良くてベーシックなデザインの商品が置いてあると感じている女性が多いようですが、実際はどうなのでしょうか?
「がっちりマンデー!!」(TBS)の中で、GUとユニクロの違いについて説明がありましたので、ご紹介します。
GUは、トレンドを踏まえたファッションアイテムを提供しているため、最新トレンド重視になっており、流行りの商品が置いてあるそうです。
ユニクロは、高品質・高機能で、奇をてらわないベーシックファッションのアイテムを中心に展開しているそうです。
- UNIQLO→ベーシックなアイテムが豊富
- GU→最新トレンド重視
値段もGUとユニクロでは違います。
例えばスキニージーンズの場合
- ユニクロでは3,990円
- GUでは1,490円
で販売されています(2017年時点)。
GUの方がユニクロに比べて、かなり安いことが分かりますね。
GUとユニクロの関係性
GUは、ユニクロを運営している会社が作った、もう1つのアパレルブランドです。
「GU」という名前のブランドを株式会社ジーユー(*G.U. CO.,LTD.*)が製造、販売しています。
株式会社ファーストリテイリングのグループに、株式会社ジーユーも株式会社ユニクロ(UNIQLO CO., LTD.)も存在します。
GUとユニクロの関係について、株式会社ジーユーは株式会社ユニクロの子会社だと勘違いしている人もいるようですが違います。
両者の関係を、あえて例えるなら、兄弟(姉妹)って感じですね。
ちなみに、株式会社ファーストリテイリングのグループ事業には、こんなブランドがあります。
- UNIQLO
- GU
- Theory
- PLST
- COMPTOIR DES COTONNIERS
- PRINCESSE TAM.TAM
(引用 https://www.fastretailing.com/jp/)
TheoryやPLSTも株式会社ファーストリテイリングのグループだったんですね。初めて知りました。
ちなみに、GUの成長速度はユニクロの約2倍なのだそうです。
GUはたった6年で、売り上げ金額500億円達成しています。
GUはユニクロより単価の安い商品を販売しているのに、たった半分の歳月で、同じ売り上げ金額を達成しているというのには驚きですよね。
おわりに
いかがでしたか?
GUは着回しテクニックや1万円チャレンジなどでも人気のブランドです。
今回はGUのファッションの面ではなく、安さの理由を中心に「企業」としての面から調べてみました。
安さの裏に、企業努力が隠れていることが分かり、なんだか感動してしまいました。