日本の多くの人気アパレルブランドを辿るとオンワード樫山に行き着くと行っても過言ではないほど、オリジナルブランドやライセンスブランドを多く抱えているアパレル会社です。
オリジナルブランドの組曲、23区、prideglide、ライセンスブランドのポールスミス、ソニア・リキエル、CK カルバンクライン、TOCCAなど、オンワード樫山の名前を知らなくても、ブランド名だけは知っている!という方も多いはずです。
そんな、オンワード樫山の社名の由来を見てきましょう。
会社名
株式会社オンワード樫山(おんわーどかしやま)
英語表記:ONWARD KASHIYAMA Co., Ltd.
株式会社オンワード樫山の社名の由来
株式会社オンワード樫山の社名の由来は…
創業者の樫山純三(かしやまじゅんぞう)氏と、賛美歌からきています。
樫山純三氏は、賛美歌379番「オンワード・クリスチャン・ソルジャーズ(Onward Christian Soldiers)」から「オンワード」と社名につけることを決めたそうです。
賛美歌379番「オンワード・クリスチャン・ソルジャーズ(Onward Christian Soldiers)」はこちらです。
「オンワード(ONWARD)」の意味は「前へ」です。
「前へ」の意味が、樫山純三氏が大切にしているチャレンジ精神を表現する言葉として合致したため、そして語呂も良かったことから、社名に採用したそうです。
樫山純三氏はクリスチャンではありません。
では、どこで賛美歌と出会ったのかというと、樫山純三氏は小学校卒業後、三越呉服店に丁稚奉公(でっちぼうこう)をしていました。
そこで商業の基礎を独学している際、三越入口で少年音楽隊が演奏していた賛美歌の1つが『オンワード・クリスチャン・ソルジャーズ』で、樫山純三氏がとても気に入ったそうです。
|
株式会社オンワード樫山の創業
1927年(昭和2年)に樫山純三(かしやまじゅんぞう)氏によって「樫山商店」として大阪に創業されました。
樫山純三氏は、小学校卒業後に三越呉服店で丁稚奉公をしていましたが、25歳の時に独立して樫山商店を創業しました。
1947年に、樫山商店を株式会社化し、オンワード樫山の母体となる、樫山株式会社を設立しました。
1951年に「オンワード」を商標登録し、37年後の1988年に「株式会社オンワード樫山」に社名を変更しました。
そして2007年に、会社分割による純粋持ち株会社体制へ移行し、商号を株式会社オンワードホールディングスに変更しました。
株式会社オンワードホールディングスのアパレル事業部門を株式会社オンワード樫山が継承、商事事業部門をオンワード商事株式会社が継承しています。
株式会社オンワード樫山情報
株式会社オンワードホールディングス
本社:〒103‐8239東京都中央区日本橋3丁目10番5号オンワードパークビルディング
ホームページ:https://www.onward-hd.co.jp/
(株式会社オンワードホールディングスホームページ)