会社名
株式会社キングジム
会社の英語名
KING JIM CO.,LTD.
社名の由来
株式会社キングジムの社名の由来は…
「事務用品メーカーの王様を目指す!」からきています。
「ジム」は「事務」を片仮名にしたものです。
(引用:https://twitter.com/kingjim/status/590776927096561664)
株式会社キングジムの創業当時の社名は「名鑑堂」です。
創業時の社名の由来は、当時の主力商品だった「人名簿」「印鑑簿」の2つからそれぞれ1文字ずつ取って社名にしたとのことです。
昭和2年、宮本英太郎(みやもとえいたろう)氏が、材木商から文具屋へと商売替えをしました。
商売替えをした理由は、宮本英太郎氏が、台帳の新しいスタイルを考案し、その商品が爆発的に売れたことがきっかけです。
材木商をしていた当時、取引先の住所録をまとめておく台帳は、大変不便な物しかありませんでした。
「大福帳」と呼ばれる写真のような物です。
(引用:http://sheep100th.com/51853757-2/)
取引先が増えたり、取引先の情報が変更になったりすると、その都度、台帳の紐を解いて紙を差し替える必要がありました。
そこに不便さを感じていた、宮本英太郎(みやもとえいたろう)氏は、台紙に名刺を差し込むことのできる切り込みを入れた名簿を考案し、商品化しました。
すると、その名簿が爆発的に売れたのです。
(引用:https://blogs.yahoo.co.jp/tai_michi/16269477.html)
(引用:https://blogs.yahoo.co.jp/tai_michi/16269477.html)
(引用:https://blogs.yahoo.co.jp/tai_michi/16269477.html)
大福帳に比べて、宮本英太郎(みやもとえいたろう)氏考案の台帳の方が、何倍も便利なことが一目で分かりますよね。
売れないわけがない!と爆発ヒットに納得です。
株式会社キングジムの雑学
株式会社キングジムは、1961年(昭和36年)に社名を、「名鑑堂」から「株式会社キングジム」へ変更しました。
主力商品が、「人名簿」「印鑑簿」からルーズリーフやファイル類に変わったことで、商品ブランド名と社名とが一致しにくくなってしまったことが理由です。
社名変更をした同時は、日本の国際化が高まっている頃であり、会社の未来を考えて「事務」を「ジム」とカタカナ表記にしました。
社名の「事務」を「ジム」とカタカナ表記にするという宮本英太郎氏の案に対して、社員から異を唱える声が上がったそうです。
それは
「キングジムという名前は、まるでボクシングジムみたい」
だからというもの。
私も、その意見は、至極まっというだと思ってしまいます。
(イメージ)
宮本英太郎氏は、この意見に対し
「社名は3〜5文字が覚えやすくて良いらしい」
「ボクシングジムの印象が浮かぶのであれば、皆の力で当たり前の社名に聞こえるように努力したらいい」
と答えたそうです。
今では「キングジム」をボクシングジムだと思う人はいないですよね。
当時の社長の思いを、本当に実現してしまったということですね。
会社の創業
1927年(昭和2年)4月 創業
1948年(昭和23年)8月 設立
会社情報
株式会社キングジム
本社所在地:〒101-0031 東京都千代田区東神田二丁目10番18号
H.P.:http://www.kingjim.co.jp